理容と美容の定義

理容と美容の定義

近年、男性が美容室へ行くことが全く持って珍しくなくなってきましたが、それでも今なお理容院と言うのも健在です。今更どちらでもいいじゃないか、と思っている人も多いと思うのですが、やはりきちんと理容室と美容室に関してはその違いが明らかになっていますし、実際に理容師免許と美容師免許は別物です。そもそもその定義は法律で定められています。利用が、頭髪の刈込、顔剃りによって容姿を整える、と定義されているのに対し、美容はパーマや髪結、化粧などで容姿を美しくする、と定義づけられています。それは美容室が男性も女性も利用する場になった今でも変わっていないようです。簡単に言ってしまえば、理容室はカミソリが使えるけれど、美容室では使えない、と言う事になってしまいますが、その定義のおかげで男性は美容室では髭を剃ってもらう事が出来ない、というなんだか不自然な事が起こってきています。かつては美容室は女性向け、理容室は男性向け、という定義でもまったくおかしくはなかったのですが、時代が変わればその定義も当てはまらなくなってきたようですね。結局法律が時代の流れに追いついていない、と言う現状が起こっているのでしょうか。たとえ髭を剃ることができなくても、美容室へ行く男性が増えてきているのは、一つには髭剃りは性能の良いシェーバーを用いれば自宅でも出来る、と言う事もあるかもしれませんね。髭剃りが出来るかどうか、と言う事を除けば理容室と美容室の違い、というのが曖昧になってきているのは今に始まった事ではないように思います。例えばパーマに関して言えば、理容室はパーマをかけてはいけないのか、というとそういう事ではありません。実際に昭和40年以降、男性のパンチパーマというのが流行った時には、わざわざ男性が美容室へ行ったのではなくて、床屋でもパンチパーマをかける事が出来ました。そうなると床屋はパーマをかけてはいけない、と言う事は言えなくなってきていたんですね。逆に男性が髪を切るのは床屋でなくてはいけないのか、というと、美容室へ来た男性は当然ですがカットをしてもらう事も出来ます。ですからカミソリを使う事以外では、もはや美容室と理容室の違い、というのは無くなってきているのも同然でしょう。確かに床屋へ行く女性というのはいないかもしれませんが、美容室に関して言えば男性が行く事は普通の時代になってきました。髭剃りをやってもらえないから困るな、と思っている男性もいるのかもしれませんが、それでも男性の美容室人気は若い人を中心として高まる一方の様な気がします。それなら床屋や理容室といった所は商売が成り立たないのではないか、と思われますが、今でも健在な床屋もまだまだありますよね。新小岩の美容室