放置時間の問題

放置時間の問題

一人の美容師が一人のお客さんに対してシャンプーから仕上げのスタイリングまですべて担当する場合と比べると、プロセスごとに担当が変わってしまうケースはお客さんにとって不都合な事が起きやすいと思われます。その一つには「放置時間」があると思います。もちろん「放置する」という意識は美容師の方には無いと思われますが、お客さんにとっては「ほったらかされている」と思ってしまう時間です。それはプロセスとプロセスの間で美容師が交代する間の時間です。具体的にはシャンプーを担当したアシスタントがタオルを巻いてケープを準備した段階で「しばらくお待ちください」と言うケースです。カットを担当する美容師が来るのを待つことになるんですね。またカット中でさえも「少しお待ちください」といって担当美容師が他のお客さんのカウンセリングに入ってしまう、というようなケースも有りますね。これらのケースは美容師にとっては掛け持ちなのだから仕方がない、という事になるのだと思いますが、お客さんにとっては「自分よりほかのお客さんを優先している」とか「放置されている」という感覚になってしまうのは当然でしょう。すくなくとも戻ってきた時に「大変お待たせしました」などの言葉があればよいのですが、それも無ければお客さんの印象はとても悪くなると思われますね。みなさんは、美容室でお気に入りの美容師を指名した時に「せっかく指名したのにカット以外は他の美容師さんだった」と言う残念な思いをした経験はありませんか?美容師やアシスタントを多く抱えている美容室では、このようにメインの美容師は指名によって担当が決まるものの、それ以外の作業はアシスタントや別の美容師が担当する事も珍しくありません。いわゆる分業という形です。ですがこの分業という形をとることで、お客さんは少し不満を感じている場合のあるように思います。特に指名料金などを支払っている場合、お客さんには「その美容師さんにすべてを任せたい」という思いもあると思うんですね。時には単純に「その美容師さんが好き」と言う感情も有るかもしれません。せっかくそういう思いでいるのに、結果的にはその美容師さんと関わる時間は少ししかなかった、という事ではヘアスタイルの仕上がりがどうであれ、なんとなく残念な思いはぬぐえない事でしょう。美容室にとって分業して担当する事はどのような意味があるのでしょうか。またお客さんの方は分業化される事でどのようなメリットやデメリットを感じているのでしょうか。双方のメリットが一致しているのであれば問題ありませんがお客さんが我慢している様な状況を美容室側が知らないのであれば問題ですよね。城南の美容院